春風亭小朝、小室哲哉に訊いた「ヒット曲の書き方」とは…!? 「ちょっと歌いづらい歌を作ると…」(TOKYO FM+)

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小朝:以前、小室哲哉さんとお話したときに“ヒット曲の書き方”をうかがったのですが、「ちょっと歌いづらい歌を作ると、みんながそれに挑もうとするのでいっぱい歌ってくれる。だからちょっと歌いづらい曲がいい」と。やはり、脳は少しハードルが高いことに挑もうとするんですか? 篠原:そうですね、小室さんの楽曲には“歌いたくなるぐらいの快感要素”などが、まず存在していると思います。それがあったうえで、ちょっとハードルがある曲になると、歌うために努力をして、努力の結果として得られる快感のほうが強くなるという現象は起きます。 ドーパミン神経=快感的な神経というのは、一般的には“与えられた快感に対して活動を増す”というふうに思われがちですが、本当は「参照点依存性」といって、できないときから、できるようになったときに、この差をより大きく感じ取ってくれるんですよ。 例えば、“今年はボーナスが出ないはずだったのに10万円が出た”という場合と、“20万円出るはずが10万円しかでなかった”という場合では、当たり前ですが後者のほうがガッカリしますよね? 逆に、ボーナスゼロから10万円もらえるようになったら嬉しいですよね。なので、どこが参照点になるのかということがとても大事。人はハードでなかなかできない部分を乗り越えると、余計に快感を覚えるようにできています。 小朝:僕ね、その快感がほしくて椎名林檎さんの「人生は夢だらけ」という楽曲に挑戦しているんですけど、なかなかうまく歌えないんですよ! 悔しいので、今からかけてもいいですか? 篠原:あ~(笑)、はい! (TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」7月8日(水)放送より)

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(2020/07/19)