焼津中央が終盤逆転 エース斉藤、白星呼ぶ 2020夏季静岡県高校野球大会2回戦 焼津中央―富士市立(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)
【リンク先抜粋】
▽2回戦(焼津第1試合)
焼津中央
0000023―5
0001001―2
富士市立
▽二塁打 鈴木孝、斉藤(焼)鈴木(富)▽暴投 斉藤(焼)
▽試合時間 1時間47分
【評】焼津中央が終盤に逆転し、富士市立を下した。
焼津中央は0-1で迎えた六回、代わったばかりの相手投手を攻め立て、斉藤と杉本の連続適時打で逆転に成功した。七回には斉藤の3点適時二塁打が飛び出した。斉藤は投手としても2失点完投。
富士市立は、好投していた先発柿平のけがによる交代が誤算だった。
■斉藤 完投4打点
焼津中央のエース斉藤が投打で活躍し、チームを勝利に導いた。
六回に同点打を放つと、七回にも2死満塁の好機で打順が回ってきた。「ここで点を取っておけば最終回が楽になる」と、狙っていた内角高めを強振。走者一掃の右越え二塁打となり、リードを4点に広げた。最終回に1点を返されたが、気持ちに余裕があった。
本業の投手では、直前の練習試合で結果が出ず、不安を抱えていた。迎えたこの日の初戦、「仲間を信じて投げるだけ」と気持ちを切り替え、内角を厳しく突く本来の投球術を取り戻した。久保監督が「(斉藤の)ベストピッチ」とたたえる会心の内容。2失点完投に4打点。勝負強い男が帰ってきた。