ねぶた祭や祇園祭…全国の祭りの風景をマスクの柄に 小杉織物が製作 伝統支える若者を応援(福井新聞ONLINE)

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 全国の祭りをマスクで応援―。福井県坂井市丸岡町猪爪の小杉織物(小杉秀則社長)は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止・縮小した47都道府県を代表する祭りをデザインした絹マスクを製作した。地元で伝統文化を支えている若者らに贈り、祭りの灯をともし続けるPR活動に活用してもらいたい考え。 ⇒【話題】藤井聡太棋聖の“勝負マスク”が話題に  全国の花火師が6月、新型コロナの収束を願い、サプライズで一斉に花火を打ち上げた企画に小杉社長は刺激を受けたという。  「来年こそは花火大会が開催できるようにという願いがあったと思う。和装業界も廃業するところが出てきている。何かできることはないか」。中止・縮小した祭りの写真をマスクにデザインし、日本の祭りの良さをアピールしようと思い立った。  各地域で最も有名な祭りだけでなく、デザイン性も考慮して選定。青森ねぶた祭(青森県)や祇園祭(京都府)、阿波おどり(徳島県)などを選び、福井県は敦賀まつりにした。  専門業者から購入した祭りの写真データを紙に印刷し、それをマスク生地に転写して製作。デザインの発色性を高めるため、表の生地にはポリエステルを使った。裏面には肌に優しく保湿性、吸湿性、防臭作用が高い絹を活用している。  同社は近く、各地で祭りの継承に汗をかいている若者らをSNS(インターネット交流サイト)で募集。手を挙げた人たちを「祭り文化継承大使」に任命し、マスクの写真をインスタグラムに投稿してもらう。それぞれのフォロワーに魅力を発信し、祭りの熱をマスクでつないでいきたい考えだ。  大使のほかにも希望があれば1枚3300円(税込み)で販売する。同社が選んだ祭り以外のマスクも30枚から注文に応じる。小杉社長は「地元や祭りを愛する方たちに自分でマスクを着けてもらったり、実行委員会で活用したりしてほしい」と話している。

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(2020/07/19)