阪神大山「狙ってた」4号2ラン、積極性前面に結果(日刊スポーツ)

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<阪神8-3中日>◇18日◇甲子園 阪神の大山悠輔内野手(25)が、猛攻を締める4号2ランを放った。「4番三塁」で先発出場し、6点リードの5回1死二塁。「狙っていた」と、初球を振り抜いた。中日2番手佐藤の136キロスライダーを捉え、左中間席まで運んだ。 【写真】大山は左越え2点本塁打を放ちベンチのナインとエアタッチする 「流れが良かったので、その流れに乗って。狙った通りのボールを1発で仕留められたというのが良かった」 打線はこの回、失策や野選など相手の守備の乱れに乗じた。4番の1発がダメ押しとなり、6点の猛攻劇になった。 「ファーストストライクから打っていくことが、自分の持ち味」。それは数字からも明らか。マルテの負傷で7月5日広島戦から4番に座り続け、この日で10試合目。この間、全40打席中28打席で初球ストライクをスイングしている。実に「7割」。打席前のベンチから、狙うゾーンを決めて準備。空振りやファウルとなっても、スイングすることで相手投手とのタイミングを合わせられる。積極性を前面に、4番での打率も2割9分7厘と結果につなげている。 2試合ぶりの安打だった「結果が出ていない中でも、自分のスイングはしっかりできているとは思っている。今日の1本は自分の中で、1つのキッカケになればいいと思っています」。自分の信念を持って、どんどん振り続ける。 矢野監督も4番の一振りを評価した。「見事やったね、1発で。一時、安打は出ていなかったけど練習もいい形で打っている。状態が悪いわけでもない。明日もまた、打ってくれるでしょう」。今季、大山が打点を挙げれば5戦5勝。そのバットは、勝ち運も運んでくる。 昨季の開幕4番が、今季はベンチで開幕を迎えた。「なかなか出られない試合も続いて、すごい悔しい思いもしていました」。振って、振って、思いをぶつけて。上位浮上へ、背番号3が打線の軸となってチームををけん引していく。【奥田隼人】

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(2020/07/18)