阪神西勇輝が完投「反省してます」異例お立ち台謝罪(日刊スポーツ)

【リンク先抜粋】
<阪神8-3中日>◇18日◇甲子園 阪神西勇輝投手(29)が甲子園でのプロ初完投勝利を挙げた。打線の援護を受けながら、125球の力投で疲労蓄積の救援陣に休みを与えた。15日には「文春オンライン」で自身の女性問題が報じられ、お立ち台で騒動を謝罪。エースがケジメの投球で、今季2勝目。チームは3連勝で借金完済まであと「1」。3位DeNAにゲーム差なしで接近し、19日にも今季初めてAクラス浮上する。   ◇    ◇    ◇ 虎のエースは誰にもマウンドを譲らなかった。西勇が右手を握りしめてほえた。9回、2死一塁。最後は9番武田をこの試合、125球目となるチェンジアップで空振り三振。9回9安打3失点で今季2勝目。完投勝利は昨年4月7日広島戦以来で、甲子園ではプロ初。さらにはチームを5カード連続勝ち越しに導く大仕事。それでもトレードマークの西スマイルは最後までなかった。 「とにかく目の前の打者1人1人、1球1球に集中して、チームが勝つことだけを考えて投げていました」 投打でフル回転した。立ち上がりから普段通り、低めに散らし、中日打線を手玉に取る。過去10打数6安打と苦しんだ天敵ビシエドも4タコ封じ。6回には3連打から3失点したが、体力的にきつい終盤に立て直した。バットでも2点をリードした5回無死一、三塁で打席に立つと、初球を一塁方向に転がすセーフティースクイズ(記録は犠打野選)を成功。一挙6得点の火付け役になった。 ケジメの登板だった。16日発売の週刊誌で女性問題を報じられ、球団から厳重注意の処分を受けた。この日、家を出る際は「絶対に投げきると決めて出てきた」。マウンドでは一心不乱に腕を振った。甲子園のお立ち台に上がった右腕は、ファンに向けて自ら切り出した。 「自分のプライベートなことで大変、大事な時期にたくさんのみなさんに迷惑かけて申し訳ありませんでした。家族にもすごくつらい思いをさせて、反省しています。今後はマウンドで立ってプレーで返すことが大事だと思っています」 お立ち台では異例の謝罪に、スタンドでは少しの笑いと温かい拍手が起こった。開幕から5戦ともクオリティー・スタート(6回以上かつ3自責点以内)と抜群の安定感。矢野監督も「西自身が(最後まで)行く気満々だった。中継ぎも休められた。強い気持ちでいってくれたので助かりました」と感謝した。3連勝と波に乗る矢

続きはこちら

(2020/07/18)