トルコリラが儲からないワケ~高金利通貨はなぜ高金利なのか(LIMO)

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では、トルコリラにせよメキシコペソにせよ、なぜそんな高金利が払えるのでしょう。国の財政が豊かで資金力があるから?  それとも、銀行が儲かっているから?  いずれも違います。 トルコリラを事例にその理由をズバリ申し上げると、それはトルコリラに信用がないからです。投資家が信用力の高いドル、円、ユーロを売ってまでトルコリラを買うからには、金利が高くないと割に合わないからです。 実際、トルコの足元のインフレ率は年間約13%。トルコの物価は年間13%も上がるわけです。何もしないとトルコリラ建てでは物価が上がります。一方、日本のインフレ率が0%だとすると、物価対比でみるとトルコリラの価値は年間13%ずつ減価する一方で、円は全く減価しません。 毎年価値が減っていく通貨と、価値が不変の通貨を比べてどちらの信用力があるか、という話です。 === <現在のトルコリラ・円為替レート> 1トルコリラ=15.6円 <インフレ率(年間)> トルコ:13%、日本:0% <1年後の物価:現在を100とする> トルコ:113、日本:100  <1年後のトルコリラ・円為替レート> 1トルコリラ=13.8円(円高 15.6円✕100÷113) ===

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(2020/07/18)