10人の札幌が2点ビハインドを跳ね返し勝点1をゲット!ホーム仙台は後半ATの失点で手痛いドロー(SOCCER DIGEST Web)
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J1リーグは7月18日、各地で第5節の全9試合を開催した。ユアテックスタジアム仙台で行なわれたベガルタ仙台と北海道コンサドーレ札幌の一戦は、2ー2の痛み分けとなった。
前節は昇格組の横浜FCに先行される苦しい展開だったものの、粘り強く戦い、新加入FWアレクサンドレ・ゲデスの初得点で同点とした仙台は、前節からのスタメン変更は1人だけ。松下佳貴が外れ、道渕諒平が入った。
一方の札幌は、コロナ対策の為に千葉で張ってキャンプを終了。再開後のアウェー4連戦、最後の試合となった。今季のリーグ戦で4得点を記録している鈴木武蔵だが、負傷のためこの日はベンチ外となっている。
試合は、ホームの仙台が一瞬の隙を突くカウンターから先制に成功する。中央でボールを受けた関口訓充が持ち上がり、右サイドのジャーメイン良にパスを選択。受けたジャーメインが中に切り込むと狙い澄ました左足でゴール左隅にシュートを決め、1-0と仙台が先制に成功する。
さらに32分。何気ないセンターサークル内での空中戦でMF荒野拓馬が競り合った後に、倒れている関口を蹴って一発レッドで退場となってしまう。
前半を0-1で折り返すと、ホームの仙台は60分に高い位置でボールを奪った椎橋慧也が持ち上がりペナルティエリア中央の手前から右足でシュートを放つと、これがネットを揺らし、2-0とリードを広げる。
しかし、1人少ない札幌も反撃に出る。
62分に、右サイドの敵陣深くからルーカス・フェルナンデスが右足で速いクロスを上げる。これをペナルティエリア内でチャナティップが競り合い、ヘディングでシュートを放つ。これがゴール右に決まり、1-2と1点を返す。
この後も危険な場面もあった札幌だが、身体を張ったディフェンスで凌ぐと、アディショナルタイムに入った直後の90+2分に同点に追いつく。左のCKを獲得すると、キッカーのL・フェルナンデスが右足でクロスを供給。中央で途中出場のジェイが競り勝ち、ゴール前の混戦で最後は田中駿汰が押し込み2-2と札幌が追いつく。
最後に仙台がCKを獲得するものの、これを防ぎ切り、試合終了を迎えた。
平日開催となる次節、それぞれホームで、仙台は川崎フロンターレを、札幌はFC東京を迎え撃つ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部