台湾新幹線の宜蘭延伸、「抜本的な渋滞対策」=林交通相(中央社フォーカス台湾)

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(雲林中央社)林佳龍(りんかりゅう)交通部長(交通相)は18日、台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)の北東部・宜蘭県への延伸について「渋滞を緩和させるための抜本的な対策だ」との考えを示した。 視察先の中部・雲林県で報道陣に語った。林氏によると、延伸が実現した場合、高鉄の最北端の駅で、台湾鉄道や台北メトロ(MRT)も乗り入れる南港駅(台北市)が交通ハブとしての役割を最大限に果たし、南港と宜蘭県蘇澳を結ぶ国道5号の慢性的な渋滞の緩和につながるという。 南港と南部・高雄市の左営を約1時間40分で結ぶ高鉄。昨年9月、南部・屏東県への延伸が行政院(内閣)によって発表された。宜蘭延伸を巡っては、交通部(交通省)が同10月にまとめた暫定評価で「実施可能」との見方が示されたほか、柯文哲(かぶんてつ)台北市長などからも支持する声が上がっている。 交通部鉄道局の計画では、高鉄の延伸で南港-宜蘭県宜蘭市間の約50キロが約13分で結ばれることになる。台湾鉄道の特急プユマ号やタロコ号を利用の場合、同じ区間約85キロの所要時間は約1時間。 (姜宜菁/編集:羅友辰)

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(2020/07/18)