中村七之助「心機一転、白髪染めしました」黒髪披露(日刊スポーツ)

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中村勘九郎(38)中村七之助(37)が18日、東京・浅草公会堂の舞台から「歌舞伎生配信特別公演」を行った。 実際の劇場を使った歌舞伎の生配信は初めて。演目は「猿若揃江戸賑(さるわかそろうえどのにぎわい) 厄祓浅草祭」。軽やかで粋な清元の曲で踊る舞踊「お祭り」を基に新しく構成した。勘九郎、七之助がカメラ目線であいさつするなど、配信ならではの場面もあった。 会場は無観客だが、演出の一部として「大向こう」と呼ばれる見せ場で声を掛けるプロが入った。大向こうの「待ってました!」をきっかけに、100以上の「待ってました!」がチャットに書き込まれた。劇場ではあり得ない数の掛け声だ。「中村屋!」や拍手のパチパチを示す「88888888」なども一斉に書き込まれた。勘九郎が事前取材で「劇場では勇気がないと声を掛けられないけど、家ならできます」と話したような盛り上がりを見せた。 勘九郎の長男勘太郎(9)次男長三郎(7)も同劇場に初めて立ち、しっかりとした踊りを見せた。最後は一門が舞台に勢ぞろいして決めた。 後半の芸談コーナーで、勘九郎は「楽しく久しぶりの舞台をつとめることができました。お客様がいないから緊張しないかと思ったら緊張しました」と話し、書き込みにも「うれしかったですよ」と感謝した。 七之助は「この舞台のために心機一転、白髪染めをしました」と黒髪を披露し、「緊張しました。久しぶりに女形をしましたので、帯が苦しかった」と苦笑いした。 勘太郎、長三郎も芸談に登場し、勘太郎は「4人で踊るのが初めてでうれしかった」、長三郎は「お稽古をいっぱいして頑張ったと思います」と満足そうだった。

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(2020/07/18)