コロナ禍の生産者支援マルシェ、好評につき第2回スタート…原宿東郷記念館(スポーツ報知)

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 東京・渋谷区の結婚式場「原宿東郷記念館」で17日、全国から食の逸品を集めた「第2回東郷プレミアムマルシェ&テイスティング」(19日まで)がスタートした。  新型コロナウイルス感染拡大の影響で、食材が売れずに廃棄されている状況もある中、同館が料理の食材の生産者を支援するために企画。第1回を5月29日から3日間開催したところ、計540人の予約が全て満席となるなど、大好評だった。  今回は17日からの3日間、各日10~15時入場の10部制とし、感染防止で混雑を避けるため、各部30人ずつに限定して事前予約(無料)を受け付けている。好評につき、前回の6部制から10部制に増やし、まだ予約には余裕がある。  初日のこの日、会場には野菜や肉、海産物などが並び、売れ行きは好調だった。前回も野菜を販売したJEMの近藤らく社長は「コロナの影響で売れ残り、どうしようというところからのスタートだったが、前回、思ったよりもたくさん買っていただいた。野菜は収穫したら最後、捨てるか口に入れるしかない。海外から来られず、労働者が足りない状況もある。同業者の人たちも、一つでも多く(の野菜を)、どう救えるかということを考えています」と話し、野菜を売る場所があることに感謝。今回も「スーヨーきゅうり」や、かぼちゃの「コリンキー」などを笑顔でPRした。  宮城名物の「ほや」製品を販売した宮城・塩釜市の会社「涛煌」の、「ほや」普及活動関東エリアアンバサダーの遠藤養博さんも、前回に続いて参加。新商品の「ほやスティックかまぼこ」や、「三陸ほや串」をPRした。コロナ禍で、地元のキヨスクや高速道路のサービスエリアで売る予定がストップしているという。  「前回は土曜日に買って、日曜日にも来て買って下さったお客さんもいた。東京の商店には流通していない商品ですので、お試しで買われる方もいた。商品を広める機会を与えていただいて、ありがたい」と遠藤さん。一般的に7月に贈る「お中元」を、ほや製品がいっぱいの「ほ中元」として売り出すなど、工夫している。  そのほか、今回はデリ商品を強化し、キッチンカーの出店もある。入館時に非接触型体温計で検温し、37・5度以上は入館できないなど、前回に続いて感染対策も万全を期している。今後も奇数月の隔月を目安に開催していくという。詳細は原宿東郷記念館のHPで。

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(2020/07/18)