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　オリックスの山本由伸投手（２１）が、無傷の４勝目に意欲を燃やした。１９日のソフトバンク戦（京セラドーム）の先発に向け、最終調整。前回先発した１２日の日本ハム戦（京セラドーム）は４安打１失点で今季リーグ一番乗りの完投勝利を収め、先発４試合目で無傷のまま、３勝目を挙げた。 　山本は「状態が良くて、いいフォームで投げられたので、逆に疲れはありませんでした。（その後も）いつも通りの調整をして、変わったことはしていないです。やっと投げられるという感じですね。（あすは）とにかく勝つことです」と“鷹狩り”に力を込めた。 　１８日の試合開始前の段階で防御率１・８２はリーグトップ、３勝と３０奪三振はリーグ２位で、投手成績の各部門で上位に名を連ねている。それでも「まだシーズンは始まったばかり。終わった時に、上にいたらいいんじゃないかと思います」と淡々。目の前の試合に集中している。「甲斐さんに一発が出たり、小技を絡めたり、いい攻撃をしてくるチーム。いい打者がそろっているチームで、一人一人がしっかり仕事をしてくる印象です。それに負けないようにしていきたいです」と山本。一つずつ勝利を積み重ね、チームをけん引する。

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(2020/07/18)