【石川】能登半島最北端、飯田のエース左腕、新川響己(3年)が5回を4安打、1失点「テンポ良く投げられました」(スポーツ報知)

【リンク先抜粋】
◆石川県高校野球大会 石川・地区予選 飯田11―1羽咋=5回コールド=(18日・金沢市民)  石川県高校野球大会の地区予選が行われ、石川県最北端の飯田が11―1の5回コールドで羽咋を下し、県大会(23日開幕)の出場を決めた。飯田のエース左腕、新川響己(ひびき、3年)が先発し、5回を4安打、1失点と好投。5回無死では鋭いピッチャーライナーも鮮やかにキャッチした。新川は「緊張すると思っていたが大丈夫でした。テンポ良く投げられました」と笑顔。打線も12安打と爆発して援護した。  自然豊かな能登半島で生まれ育った。家から20秒歩くと、海と砂浜が広がる環境。下半身を鍛えるため、中学時代から砂浜で50メートルダッシュを繰り返した。小さい頃から釣りを楽しみ、近所の漁師からはブリやカニ、サザエなど、新鮮な魚介類をもらうこともしばしば。高校入学時は「身体はガリガリだった」というが、新鮮な魚を食べて体重は16キロ増の72キロに増加し、球速もアップした。  地理的なハンディキャップを乗り越え、17年には2年連続で21世紀枠県推薦校に選出。今大会は県大会優勝を目標に掲げ、休校中は砂浜や坂道を走り込んできた。「道路を走っていると、海風が気持ちいい。何もないですが、逆に静かでいいところです」と新川。自然の中で鍛えた身体で県の頂点を目指す。(中田 康博)

続きはこちら

(2020/07/18)