人気の日本ワイン ワイナリーの名前で選ぶならココ(NIKKEI STYLE)

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今やワインショップや大型スーパーに行けば、専門コーナーもあるほど人気の日本ワイン。種類が多いだけに、どれを選べばよいか迷う人も多いだろう。そんな時、失敗が少ないのは、ワイナリーの名前で選ぶという方法だ。「このワイナリーのワインなら、どれを飲んでもハズレはない」。そんな日本のベストワイナリーを紹介しよう。 「これは言ってみれば、ホテルの格付けのようなもの。よいホテルというのは、最高級の部屋は言うまでもなく、スタンダード・タイプも十分にすばらしい。どの部屋に泊まっても満足感が得られる。そのワイン版が、これです」。そう語るのは、ワインバー遠藤利三郎商店(東京・墨田)オーナーの遠藤利三郎さん。遠藤さんの言うこれとは、先日開かれた「日本ワイナリーアワード2020」のこと。遠藤さんは審議委員長を務めた。 同アワードは今年で3回目。ワインのコンクールは通常、特定の年に特定のブドウ品種から造られた特定の銘柄が審査の対象となる。だが、同アワードは個々の銘柄ではなくワイナリーを審査対象としている点がユニークだ。 ワイナリーは、小規模なところでも、毎年、複数の銘柄を製造するのが一般的。違う種類のブドウを使い、醸造方法もブドウごとにや年によって変えたりする。そのため、同じワイナリーのワインでも、「この前飲んだ赤はおいしかったけれど、きょう飲んだ白はいま一つ」など、がっかりすることも珍しくない。 そうした飲み手の悪印象を減らし、日本ワインのファンをさらに増やそうというのが、同アワードの趣旨だ。審査の対象は、設立またはブドウの植え付けから5年以上たったワイナリー。今年は、全体の約7割を占める235のワイナリーが、ソムリエや酒販店の経営者らからなる審査員によって審査された。 審査のポイントは、銘柄間で品質にバラつきがないか、収穫年に左右されず安定しているかといった品質面での安定感に加え、全体的な品質の高さ、コストパフォーマンス、一貫した個性があるかどうか、など。 今年は15のワイナリーが最高位の5つ星、50ワイナリーが4つ星、66ワイナリーが3つ星を獲得した。5つ星は「多くの銘柄・ヴィンテージ(収穫年)において傑出した品質のワインをうみだすワイナリー」と定義されている。遠藤さんは「このワイナリーのワインなら、どの銘柄でもソムリエや酒販店が安心してお客さんにお薦めできる、というのが5つ

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(2020/07/18)