公営ギャンブル復活に乗り遅れ 富山競輪、地元が反対 新企画見えず(北日本新聞)

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 苦境が続いた公営ギャンブルも、5年ほど前から復活の兆しが見える。競輪を統括する公益財団法人「JKA」によると、全国の19年度の車券売上高は6604億円で、平成以降最低だった13年度と比べて541億円増えた。  所管する経済産業省製造産業局は「ネット投票の普及が大きい」。各競輪場は深夜に無観客で行う「ミッドナイト競輪」を開催。車券販売や中継はネット上で行い、他の公営ギャンブルが実施しない時間帯であることから、仕事帰りの会社員ら幅広い層を取り込んだ。運営費は抑えられ、利幅も大きいという。  自治体によっては、毎年数億円の繰り入れに成功している。富山市も20年度、ようやくミッドナイトを実施するが、県外の競輪場を借り上げての開催で、本格参入に至っていない。  背景には、地元の理解が得られていないことがある。ことし2月、施設を所有していた地元の酒造会社が、車券のネット販売を手掛けるチャリ・ロト(東京)に売却。事前の説明がなかったとして、岩瀬自治振興協議会(金尾雅行会長)が富山市に抗議した。

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(2020/07/18)