映画ポスター&パンフ好き必見! 大島依提亜×気鋭の韓国デザイン会社「Propaganda」チェ・ジウンがデザインを語る(映画.com)

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 [映画.com ニュース] 「パターソン」「ミッドサマー」などで知られるグラフィックデザイナー・大島依提亜氏と、注目を集める韓国のデザイン会社「Propaganda」(プロパガンダ)のチェ・ジウン氏によるオンライントークショー「Movie Design Talk」が、7月17日に行われた。映画パンフレットの魅力を発信する有志団体「映画パンフは宇宙だ」(PATU)によるムック本「大島依提亜と映画パンフ」の創刊記念イベント。配信は終了したが、現在はアーカイブ映像(https://www.youtube.com/watch?v=foSLxqUU0-I)で視聴することができる。  2008年に設立された「プロパガンダ」が作り出すのは、シンプルだが映画の芯をとらえた、センスが光るポスター。文字など余計なものは最大限そぎ落とし、映画の中にある忘れられない瞬間を閉じこめたビジュアルが特徴的だ。「君の名前で僕を呼んで」「愚行録」「あん」などの韓国版ポスターを手掛け、SNSを中心に話題を呼んだ。  この日は、お互いの“お気に入りデザイン”を5つチョイス。チェ氏は「ほえる犬は噛まない」「めがね」「プール」「トイレット」「万引き家族」を挙げる。“大島さんオタク”を自称するチェ氏は「映画デザインの仕事をする前から、ポスターやチラシを集めていました。ある時、『ほえる犬は噛まない』のパンフを見つけ、後から大島さんのものだと知りました。良いと感じたデザインが、ことごとく大島さんのものだったのです」と声を弾ませる。犬を抱いたペ・ドゥナのイラストがあしらわれ、犬の種類と色が異なる3種類のパターンが製作されている。大島氏は「ポン・ジュノ監督はデビュー作から、一見すごくハッピーな始まりのつもりが、いつしか非常に不穏になるという部分が共通していると思う。入り口を明るく楽しそうにして、見に行った観客を『えっ』って困惑させることが狙いでした」とポイントを解説した。  大島氏による荻上直子監督作品に関連するデザインも、ユニークなものが多い。チェ氏は「『プール』のパンフを見た時にショックを受けました。どうやったら、プールをパンフの中に溶かしこむことができたのか。プールに見立てた穴を空けるというアイデアが、大変素晴らしいと思います」と絶賛。他作品でもタイプライター、トイレ、ドア、鞄などをモチーフにしたデザイ

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(2020/07/18)