【川崎】抜群の選手層を象徴する存在。いぶし銀の下田北斗の献身(SOCCER DIGEST Web)

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 選手層の厚さを物語った、J1・4節の柏戦。その象徴となったのが、DF車屋紳太郎、MF守田英正とともに今季初スタメンを飾ったMF下田北斗だった。 【J1第4節PHOTO】川崎3-1柏|家長が2ゴールの大活躍!ダミアンも決めた川崎が3発快勝で3連勝!  ホーム等々力陸上競技場で約5か月ぶりに観客を入れて行なわれた柏戦は前節から中2日。リーグ再開後、6ゴール・1失点で2連勝と好調のチームにおいて、鬼木達監督は3人の先発を入れ替えた。  新たにスターティングメンバーに選ばれたのが前出の3人で、それぞれが持ち場で奮闘。今季から採用している4-3-3のインサイドハーフで、好プレーを見せたのが下田だった。  今季、中盤3枚はアンカーに田中碧、インサイドハーフに大島僚太、脇坂泰斗の組み合わせが多く、チームの成績が物語るように上々のプレーを見せてきた。だからこそ、下田は緊張感を持ってピッチに足を踏み入れたという。 「すごく良い流れでチームもきていたし、連戦ではありましたが、ある意味(メンバーを)変えなくても良い状況だったとは思うんです。そのなかで監督が信頼して使ってくれた。それに応えたい、自分は自分の良さを出してやらなければいけないなと、しっかりプレーしたいと思っていました」  レギュラーを争う大島や脇坂に比べれば、技術力では劣るかもしれない。それでも自分には自分のプレーがあると信じてピッチを駆け回った。 「僕には僕の特長があって、テクニックというよりはフリーランニング、キックのところなど、そういった部分を出したかった」  その言葉通り、運動量豊富に後方と前線をつなぐリンクマンとして走り回り、相手のギャップを突いてポジショニングすれば、シンプルにはたいてリズムを作る。ピッチの至る場所にその姿はあり、中盤でボール奪取に貢献したかと思えば、ゴール前でフィニッシュに関わろうと、周囲をサポートした。  意識していたのは「(相手エリア内の)ニアゾーンを取りにいくこと。ランニングは自分の持ち味。献身的に走って味方のスペースを空けたかった」と振り返る。  下田は川崎が悲願のリーグ制覇を成し遂げた翌年2018年に湘南から加入。独特とも言える川崎のパスサッカーへの順応に苦労したが、4-2-3-1のボランチで“バイプレーヤー”としてチームを支えてきた。だからこそ今季のシステム変更によ

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(2020/07/18)