ゴルフ女子ツアー開幕も決まらぬ次戦 スポンサーの思惑は?(産経新聞)

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 新型コロナウイルスの感染拡大で、男女ともに大会中止が相次いでいるゴルフの国内ツアー。女子は6月のアース・モンダミン・カップで当初予定より3カ月半遅れて開幕したが、今季の大幅な試合減は避けられず、男女とも2020年と21年のシーズン統合が決まっている。プロ野球が開幕し、サッカーJリーグが再開される中、ゴルフは男女とも次戦の日程が決まっておらず、本格的なシーズン再開には至っていない。  史上初めて全日程を無観客で開催したアース・モンダミン・カップは、悪天候で1日順延された最終日の6月29日、26歳の渡辺彩香が11アンダーで並んだ昨季賞金女王・鈴木愛とのプレーオフを制し、5年ぶりの涙の優勝で幕を閉じた。大会はインターネットの動画サイト「ユーチューブ」で連日生中継され、最終日は平日の昼間にも関わらず、最大で24万人以上が視聴。大会全体での視聴回数も677万回超に達し、注目度の高さを感じさせた。  だが女子ツアーは7月に予定されていた4大会がすべて中止され、8月以降も2大会の中止が決まっている。男子もアジアツアーを兼ねて1月に行われたSMBCシンガポール・オープン以降は中止が続き、2日間のツアー外競技として行われた7月9、10日のゴルフパートナー・エキシビションを除けば、国内開幕の日程は固まっていない。  屋外競技のゴルフはクラブハウスの使用に気を配れば、いわゆる「三密」(密閉、密集、密接)は避けやすく、多くのゴルフ場は営業している。それでも大会開催になかなか踏み切れない事情もあるという。  すでに中止となった女子ツアー大会の事務局担当者は、選手らの移動に伴う感染リスクを挙げる。「選手は全国から集まってくる。症状のない感染者がウイルスを広めてしまう可能性もあり、感染防止に長距離移動は大きな影響を与える。会場周辺に住んでいる人にも不安を与える」(同担当者)と懸念は尽きない。。  プロ野球やJリーグは開幕・再開から当面の間、無観客開催に加え、同一カード6連戦や近隣チーム同士の対戦を組むなど、移動による感染リスクをできるだけ軽減する対策をとっている。一方、ゴルフの場合、選手の拠点は全国各地に点在し、長距離移動が必要となるケースが多い。団体競技であればバスによる集団輸送も可能だが、公共交通機関を使って個々に移動するゴルフ選手を一元管理するのは困難だ。その状況下で仮に選手間

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(2020/07/18)