広島堂林が初二塁打3本 腐らず貪欲に練習で好成績(日刊スポーツ)

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<広島9-2ヤクルト>◇17日◇マツダスタジアム 広島堂林翔太内野手(28)がプロ初の二塁打3本を含む4安打と暴れ回った。プロ初の3番でスタメン出場。打率、出塁率、ともにリーグトップの活躍をみせている。チームはマツダスタジアムの有観客試合4試合目にして初勝利。連敗を「3」でストップし、最下位を1日で脱出した。 【写真】大瀬良は松山の2点適時打で生還した鈴木誠と堂林を迎える    ◇   ◇   ◇ 堂林が放つ打球の数々に、球場を赤く染めた鯉党が酔いしれた。初回、1死一塁から吉田喜の変化球を右中間へはじき飛ばし、エンタイトル二塁打。3回の第2打席も吉田喜から再び右中間を破り二塁へ。4回2死からの3打席目は左中間に痛烈な打球をかまし、自身プロ初の3本目の二塁打。6回には左前打。今季早くも3度目の1試合4安打を記録し、本拠地の有観客試合初勝利に貢献した。 「とにかく連敗を止めたかった。それだけを考えて試合に臨みました」 プロ初の3番として打線に火をつけ、チームの3連敗ストップ、最下位脱出へ導いた。「後ろに誠也と松山さんがいるので、つなげばなんとかしてくれる。気楽にできた」。これまで主に7番で出場を続けていたが、打撃絶好調により16日から6番に打順を上げ、この日は主軸を託された。堂林の快打に導かれるように、4番鈴木誠、5番松山のバットも火を吹き、新クリーンアップが3人で9安打8打点と機能した。 守備でも快投を続ける同級生を救った。6回に3点差まで追い上げられ、2死二塁のピンチで迎えた代打雄平の打席。大瀬良が痛烈な打球を打たれた三塁線を抜けるかの打球を好捕。窮地を救った。まだ一塁や左翼を守っている頃、今年から大瀬良とともに行う“朝活”の超早出のランニングを行っている際に、右腕が「俺が投げる時に三塁やってよ」と声をかけたという。信頼にこの日はプレーで応え、大瀬良のグラブと堂林の拳で力強いタッチを交わした。 「乗り越えた壁はいつか自分を守る盾になる」 堂林が大切にしている言葉だ。4人組男性グループのケツメイシの楽曲「ライフイズビューティフル」の歌詞を引用した言葉で、中京大中京時代のチームメートから教わったものだ。長年成績を残せず、崖っぷちを味わった。腐ることなく、貪欲に練習に取り組み続けたことが、リーグトップの打率、出塁率の成績につながっている。背番号7はプロ1

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(2020/07/17)