日本ハム有原やっと1勝、開幕投手対決制す(日刊スポーツ)

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<日本ハム7-4ロッテ>◇17日◇札幌ドーム エースが勝った。日本ハム有原航平投手(27)が、今季1勝目を挙げた。 【写真】岡を三振にとりグラブを叩く日本ハム有原 17日ロッテ4回戦(札幌ドーム)に先発。今季最多127球の熱投で、6回8安打2失点と粘りの投球をみせた。ともに開幕投手で今季未勝利だったロッテ石川との我慢比べを制した。登板5試合目、苦しみ続けた主戦右腕が、待望の勝利を手にした。    ◇   ◇   ◇   ◇ エースの意地を、体現した。有原の今季登板5試合目。再三のピンチをはね除け、6回8安打2失点の粘り勝ち。ロッテ石川との開幕投手対決を制した。つかんだ今季1勝目に「僕の投げる試合で全部負けていたので、ここからまた頑張りたい」と誓い直した。 要所で、効果的に変化球を操った。味方が1点を勝ち越した直後の2回2死満塁。マーティンを、外角へのチェンジアップで見逃し三振。再び2点を勝ち越し後の5回1死一、二塁では、岡をツーシームで遊ゴロ併殺打に仕留めた。「今日は球数も多かったので、とにかく丁寧に際どいところに投げてという結果が良かった」。球数は今季最多127球の熱投だった。 勝利に飢えていても、頭は冷静だった。捕手石川亮からは「今日は苦しくなると思いますけど、覚悟して行きましょう!」と声を掛けられ、粘り切った。最速154キロの直球を軸に、ピンチを迎えても緩急を織り交ぜて痛打を許さなかった。有原は「とにかく粘り強く、最少失点でいこうと投げました」とリードを守り切った。 よみがえるのは17年。3年目で初の開幕投手を務めるも黒星。大役の重圧か、シーズン初勝利は登板6試合目まで長引いた。今季は投手キャプテンに就任し、2度目の開幕投手を務めた。託した栗山監督は「責任があるポジションで、チームになかなか勝ちを与えられない、そういう悔しさ、申し訳なさを持って取り組んでいたと思う。これで普通にやってくれると思う」と目を細めた。 ヒーローインタビューでは「本当に、チームに迷惑をかけていたので何とか1勝できて良かったです」と、かみしめた。歓喜するファンが帰ってきた、札幌ドーム。タフさが増したエースも、帰ってきた。【田中彩友美】 ▽日本ハム木田投手コーチ(先発有原について)「今日は球数が増えていって、苦しい中本当によく粘って投げてくれたと思います」 ▽日本ハム

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(2020/07/17)