阪神青柳トップタイ3勝目 脅威ゴロアウト率67%(日刊スポーツ)

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<阪神4-1中日>◇17日◇甲子園 阪神青柳晃洋投手(26)が脅威のゴロピッチャーぶりを見せ、7回4安打1失点でハーラートップタイの3勝目を挙げた。「ほとんどゴロだったので、非常に良かったかなと思いますね」。初回先頭の大島から3連続内野ゴロを奪うなど、持ち味を発揮。失点はビシエドに浴びたソロ本塁打だけだった。 【写真】お立ち台で笑顔でガッツポーズする阪神青柳と糸原 この日、21個のアウトのうちゴロアウトは17個(1併殺含む)。ここまでの4試合でゴロアウト率は67%を誇る。打者のタイミングを狂わせる「クオータースロー」は、大学時代の友人が名付けてくれたもの。横手投げと下手投げの中間から投げるスタイルは、球界でも唯一無二の存在。調整方法も青柳ならではだ。 キャッチボールは最初は上投げで始め、距離を伸ばしていく。その後、距離を縮めていくとともに横投げ、下投げにだんだんと戻していく。「横から投げて80メートル投げられても、その投げ方と18・44の投げ方と絶対違う。そうすると自然と体も上がっちゃって、手だけで投げたりしてしまう」。上から投げた方が肩が動くため、まずは上投げでしっかり肩を作るためでもある。小学6年生の時に今の投げ方を始めたが、周囲に似たような投げ方の選手はいなかった。自らの経験と研究で作り上げ、中学生の時からずっと続けている独自の練習方法だ。 糸原とともに上ったお立ち台では「僕自身でアウト取ったのって少ないんで、内野の方々がしっかりアウト取ってくれたのが良かったかなと思います」と感謝。二塁を守った糸原も「ゴロピッチャーなんで常に準備して、足を引っ張らないように…いや頼もしいんで、すごいと思います!」と応えた。6月30日に今季初黒星を喫した中日にリベンジし、4試合で3勝1敗。防御率もセ・リーグの先発陣で2位の1・50と抜群の安定感。次も内野手陣とともに、ゴロアウトの山を築いていく。【磯綾乃】

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(2020/07/17)