急激な株式上昇はいつまで続くのか? 第2波・第3波の影響は?(ファイナンシャルフィールド)

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2月下旬からの株式相場の急落で真っ青になった投資家も、最近では胸をなでおろしていることでしょう。下落のペースは速かったのですが、その後の回復もかなりのハイペースです。 もっとも下がった3月中旬から見ると、日本の株式相場は約30%以上もの上昇となっています。暴落の際に株式を購入し、短期で大きな利益を得た人もいるでしょう。 株式相場の暴落はたびたびありますが、過去の暴落と比べてもかなり早い回復です。例えば日経平均株価は、リーマンショックの際は下落が始まる前の水準まで回復するのに7年半を要しました。 ITバブル崩壊では、7年後もまだ回復せずに、そのままリーマンショックの暴落に突入してしまいました。アメリカの株式市場も同様で、下落前の水準を回復するのに5~6年を要しています。 今回、株式相場が数ヶ月でほぼ回復してきた理由としては、次の要因が考えられます。 1つは、新型コロナの感染が、以前の金融危機ほどには大きな影響を与えないと判断されたということです。確かにほとんどの経済機能がストップし、2020年前半の経済成長率は大きく低下しました。 しかし、ワクチン開発が進んでいることもあり、状況が改善すれば経済活動が回復することは明白です。新型コロナの影響は一時的なものだったとする見方です。 2つ目は、4月9日にアメリカFRB(連邦準備理事会)が2.3兆ドルの資金供給を公表するなど、各国の政策当局が恐慌回避の施策を相次いで実施していることです。 大量の資金供給は株式市場にはプラスに働きますが、経済の実態が伴わないにも関わらず株価が上昇する、いわゆる金融相場が起きやすい傾向があります。

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(2020/07/17)