巨人の〝崖っぷち男〟が雨中の力投 今村5回1失点で今季初勝利(東スポWeb)

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 原巨人が雨中の決戦を制し4連勝を飾った。広島からの移動ゲームとなった17日のDeNA戦(横浜)で9年目左腕・今村信貴投手が今季初先発。5回6安打1失点の力投で今季初勝利をマークした。 〝崖っぷちの男〟がぬかるんだマウンドで奮起した。開幕ローテを守っていた田口が左足の張りで離脱し、この日が今村にとっての「今季開幕戦」となった。  初回こそ三者凡退で切り抜けたが2回、佐野と宮崎に連打を浴び無死一、三塁のピンチ。それでも念願だった一軍マウンドを簡単に降りたくない。柴田の二ゴロの間に1点を失ったものの最少失点で切り抜ける。5回二死一、二塁のピンチもソトを投ゴロに打ち取り、粘投で勝利投手の権利をゲット。「集中して粘ることができた。ファームで阿部監督、投手コーチに教えてもらったことを発揮できたと思う」と振り返った。  左腕にとってここまでは苦難の道のり。2018年にローテ入りし、6勝を挙げた今村は昨年の春季キャンプでは菅野から投手キャプテンに任命されるなど投手陣の次期リーダーとして期待された。  だが、昨季は自己最多の17試合に登板したものの防御率4・08、3勝2敗と首脳陣の期待に応えられず…。一念発起して迎えた今春キャンプでも途中で二軍落ちし昇格の機会は訪れなかったが、この日の雨の中での激投で報われた格好だ。  打線は2回無死満塁から吉川尚の併殺の間に1点を先取すると3回二死走者なしから丸が逆方向の左翼スタンドに技ありの4号勝ち越しソロ。「3人では終わらせないという気持ちで打席に入りました。雨も強いですけど、集中して、いいスイングができました」と8試合ぶりの一発を振り返った。  試合は中断を経てそのまま降雨コールドゲームとなり、貯金は今季最多タイの7。天気も味方につけた巨人。その勢いは止まらない。

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(2020/07/17)