プロ1号は19歳セ・リーグ最年少満塁弾…坂本勇人2000安打への道 あと100本(スポーツ報知)

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 巨人の坂本勇人内野手(31)の通算2000安打達成が期待される今季。スポーツ報知では、「坂本勇人2000安打への道」と題して、これまでの勇人の活躍を、当時の記事で振り返る。  * * *  G党は、こんな試合を待っていた。高橋由伸が3回、通算250号となる先制2ラン。クライマックスは5回だ。アレックス・ラミレス、阿部慎之助が適時打。そして、期待の19歳・坂本勇人が左中間席へ、グランドスラムを叩きこんだ。プロ1号がセ・リーグ史上最年少の満塁弾となった。15安打9点は、もちろん今季最多だ。援護をもらった今季初先発の木佐貫洋は8回1失点の好投。最高の勝ち方で連敗を止めた。これで乗らないはずがない。  ◆巨人9―1阪神(2008年4月6日・東京ドーム)〔勝〕木佐貫 1試合1勝〔敗〕福原 2試合1勝1敗▼〔本〕=高橋由3号2ラン(福原・3回)4号(筒井・8回)坂本1号満塁(阿部・5回)  頭の中は真っ白だった。本拠地・東京ドームでの初のお立ち台。割れんばかりの「坂本コール」に思わず、「最高です」と声を張り上げた。“兄貴”と慕う阿部の決まり文句。ベンチ裏で報道陣に囲まれ、「もっと面白いことを言いたかった。阿部さんにパクリって言われちゃう」と、はにかんだ。  流れに乗った。5回、四球を挟み、4連打で4―0となって迎えた打席。オープン戦から愛用していた左のひじ当てが打席に入る直前に壊れ、何も着けずに打席に入った。  「外野フライを打ってやろうと思ったら、ああいう結果になった。打った瞬間は覚えてない」カウント2―1。代わったばかりの阪神・阿部の139キロ、低めの直球を左中間席最前列へ運んだ。  プロ初本塁打が満塁弾は、巨人では83年の駒田以来7人目。19歳3か月での満塁アーチはセ・リーグ最年少記録だ。笑顔でホームを踏み、慎之助の手荒い祝福を受け、喜びを実感した。  4回にも右前安打し、2戦連続のマルチ。「ホームランバッターがたくさんいるんで、僕はヒットが打ちたい。追い込まれても強く打つことができている」最下位に低迷するチームを引っ張る気持ちでボールに食らいついている。  打撃フォームも理想のものに近づいてきた。オープン戦では、どのコースにも対応できるよう、バットのグリップを上下に揺らして構え、左わきが開かないスイングをイメージ。原監督の指導を受けてのもので、坂本な

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(2020/07/17)