東京五輪、1年延期の新日程公表 チケット払い戻しは今秋以降(産経新聞)
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東京五輪・パラリンピック組織委員会は17日、新型コロナウイルスの影響で開幕が1年延期された東京五輪の新たな競技日程を公表した。オンライン形式で同日開かれた国際オリンピック委員会(IOC)総会で報告した。従来計画を基本的にそのままスライドさせた形で、史上最多の33競技339種目が42会場で実施される。これを受け、組織委は販売済みのチケットについて、希望者への払い戻しを秋以降に開始する方針を明らかにした。
■来年7月23日、ソフトからスタート
大会は7月23日の開会式2日前の21日午前9時、福島県営あづま球場でのソフトボール(オーストラリア-日本)でスタート。変更点は競技時間や実施順の微調整にとどまり、大会を通じて盛り上がりが途切れないよう、初日と最終日の8月8日を除き連日20種目前後の決勝をバランスよく配置した。大会最終盤の8月7日には野球やサッカー男子、バスケットボール男子など最多34種目で決勝が行われる。
■マラソン、国立で閉会式中に表彰式
暑さ対策のため札幌開催に変更されたマラソン(8月7日女子、同8日男子)と競歩男女3種目については、会場での「ビクトリーブーケ(花束)」贈呈に加え、東京・国立競技場で表彰式を実施しメダルが贈られることとなった。男女マラソンの表彰式は8日の閉会式中に行う。
大会簡素化の対象となっている開閉会式については、ともに従来計画と同じ午後8時から3時間の枠が設定された。
IOCと組織委は4月、従来計画で設定された会場や競技日程を踏襲することが望ましいとの見解で一致。各施設所有者らと交渉を進め、17日までに全42会場と選手村、メディア拠点となる東京ビッグサイトなど関連施設について再確保のめどが立った。具体的な使用期間や補償などは引き続き調整を進める。