KDDI、企業に合わせた提案でテレワークの浸透・環境整備目指す「ハイブリッド・ゼロトラストソリューション」(Impress Watch)
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KDDIは、ウィズ・アフターコロナ時代の新しい働き方の定着のため、テレワークに必要なサービスをワンストップで提供する、法人向けソリューション「ハイブリッド・ゼロトラストソリューション」の提案を行っていく。
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■コロナでテレワークの課題が浮き彫りに
KDDI 執行役員 ソリューション事業本部 サービス企画開発本部 本部長の藤井彰人氏は「新型コロナで企業がテレワークについて抱える課題が浮き彫りになった」と語る。
1つは、テレワーク用のパソコンが準備できていないなどのデバイスにまつわるもの。2つめはクラウドとうまく連携できないなどネットワーク環境の課題。そしてオープンな環境におけるセキュリティ対策の3つだ。藤井氏はこれについてユーザーは「想定していたよりも基本的なことが課題だった」とした。
オフィスで働くことが前提だった新型コロナ以前と在宅が基本スタイルのウィズ・アフターコロナでは働き方にも大きな変化が生まれようとしている。ネットワークについても「社内と社外」の考え方を捨てる必要があると藤井氏。これからの時代は、社内も社外もすべてが信用できないことを前提にアクセスを検証、どこからでも安全にサービスを利用できる「ゼロトラスト」の考え方がポイントになるという。
■ワンストップでテレワークソリューションを提供
KDDI 執行役員 ソリューション事業本部 サービス企画開発本部 副本部長の丸田徹氏は、さまざまな状況の変化にも対応できる「ハイブリッド・ゼロトラストソリューション」を提案していきたいと語る。
環境が変化すると、今まで問題なく使えていたネットワークが突然使えなくなることがある。そのような変化にも対応できる仕組みがポイントだ。
ハイブリッド・ゼロトラストソリューションは6つのコンポーネントで成り立つという。
デバイス、ネットワーク、ID(認証・認可・監査)、セキュリティ、クラウドアプリ、オペレーションの6つだ。セキュリティだけを対策してもゼロトラストは実現できないと丸田氏。それぞれの企業に合わせてどのコンポーネントをどう組み合わせるのかが最適なネットワークをつくるために欠かせないという。
KDDIでは、それぞれの企業の典型的なネットワーク環境を「4つの型」に分けられると説明。下の図のようにクローズド、