【MotoGP】アプリリア、エンジンに信頼性アップデート導入。テストのオイル漏れは別原因(motorsport.com 日本版)

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 2020年のMotoGPがいよいよ再開となった。アプリリアは今季に向けて大幅に設計を刷新したエンジンを持ち込んでいるが、シーズン再開前に信頼性面のアップデートを行なっていた。再開直前のテストではオイル漏れのトラブルもあったが、アップデートではなく作業ミスが原因だったようだ。 【リザルト】いよいよ再開! MotoGPスペインGPフリー走行1回目【アレイシは15番手】  新型コロナウイルスの影響で3月の開幕戦カタールGP以来中断が続いていたMotoGP。しかしなんとか再開にこぎつけ、19日には第2戦スペインGPが行なわれる。  ただウイルスが与える影響は開催カレンダーだけではない。レースが行なわれないことによって経済的な圧力を受けることになったMotoGPは、コスト削減を目的として2021年末までエンジン開発の凍結を実施することを決定した。  この決定はアプリリアとKTMが大きく影響を受けるものだ。本来であれば彼らは、他のメーカーが禁止されているシーズン中のエンジン開発が可能な優遇措置を受けているが、エンジン開発自体が凍結されると、優遇措置の恩恵を受けられなくなってしまうからだ。  これは特にアプリリアにとって厳しいものとなった。彼らは今季に向けて大きく設計を変更したエンジンを投入しており、そのエンジンにはプレシーズンテストの段階から信頼性の面で懸念が見られていたためだ。  アプリリアはこうした問題を解決するために開発の許可を要望。結果的に6月29日まで開発が許可されることになっていた。そして彼らは一部の部品を交換することを決定。許可を得てアップデートが実施された。  しかし、15日に行なわれたオフィシャルテストにおいてアプリリアには早くも問題が発生。セッション後半でアレイシ・エスパルガロのマシンがオイルを吹き、ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)の転倒の原因となった。  このトラブルは信頼性向上のために部品を交換したはずのアプリリアのエンジニアにとって落ち着かないものだったはずだ。しかしこのトラブルの原因はエンジンの故障ではなく、ホースの位置に原因があったことを彼らは発見したという。  なおエスパルガロは後に「テスト後半ではいくつか問題があった。だけどとにかく、原因は特定できたと思うし、また起こらないことを願っている。エンジンからはまだ引き出せるモノ

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(2020/07/17)