劇場がスーパーに廃業で自殺も…コロナが変えた中国(テレビ朝日系(ANN))

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 クラスターの発生を警戒して閉鎖された意外な場所で、中国では野菜が売られる事態になっています。  中国・北京市内の大きなスーパー。何の変哲もない光景ですが、そこにはコロナウイルスに苦しむ中国の実情が見え隠れします。実はこのスーパー、数日前までは誰もが知っている国立の劇場でした。中国雑技団などが公演を行っていた「朝陽劇場」。派手な看板を掲げ、各国の要人もこぞって訪問しました。それがスーパーに。比べると、確かに同じ建物です。店内にはディスプレーやトロフィーが残され、当時の雰囲気も感じ取れます。原因は新型コロナウイルス。早期に拡大が収束した中国ではショッピングモールなどはにぎわいを取り戻していますが、劇場はいまだに再開を認められていないのです。関係者は我々の取材に苦しい実情をこう明かしました。  劇場の関係者:「なんとかお金を稼ぎたいという気持ちでやりました。(スーパーの)動画がSNSに拡散し、きのう営業をやめました」  劇場だけではありません。北京市内では先月10日に52歳の男性が自殺。男性は大手映画会社の幹部でした。原因はストレスなどとされますが、映画業界の低迷を指摘する声も。北京では今月20日から定員を3割に制限したうえで営業が可能になりますが、すでに4000を超す映画館が廃業してしまっています。コロナウイルスに関しては他国の一歩先を行く印象の中国。

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(2020/07/17)