楽天総力1勝、弓削アクシデントも6投手つないだ(日刊スポーツ)

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<楽天7-4西武>◇16日◇楽天生命パーク 楽天がアクシデントに負けず、全員野球で西武に連勝した。先発の左腕弓削隼人(26)が打球を右足に当てて4回途中で降板。しかし2番手安楽智大投手(23)から6投手の継投でしのぎ、打線も辰己涼介外野手(23)の2号2ランなどで援護した。安楽には3年ぶりのうれしい白星が舞い込んだ。 【写真】ベンチで悔し涙を流す弓削 ◇   ◇   ◇ 弓削にとって、そしてチームにとって突然のアクシデントだった。4回、先頭栗山の打球が弓削の右膝下あたりに当たった。ベンチで治療後、弓削が強い意志を示したため、そのまま続投。だが続く中村を2ボールとしたところで、三木監督が安楽との交代を命じた。弓削は悔し涙を浮かべてベンチへ。この悔しさが他の選手に伝わった。 三木監督は「当たった後、すぐにブルペンで安楽を準備させました。弓削も降りたくないという強い気持ちがあったでしょうけど、ベンチから見てると足を気にしているような、ちょっと投球しづらいような印象を受けた」と交代理由を説明。2ボールからの登板という難しい局面を安楽が見事に乗り切り、犠飛の1点に切り抜けると、その後はまさに全員野球。安楽から6投手の継投で西武打線の攻撃をしのぎ、攻撃では5回に4番浅村が中前適時打。6回には9番辰己が「絶対に勝ちたい」と高めの145キロ直球を豪快に右翼席へたたきこんだ。 三木監督は3年ぶりの1勝をマークした安楽について「期待に応えてもらってうれしい。ナイスピッチングだったと思います」とたたえた上で「言いだしたらいろんな話になると思うんですけど、あそこがこうだとか。でも結果としてみんなで頑張れた。今後もみんなで頑張っていきたい」と、全員をたたえた。前カードはソフトバンク相手に最後に3連敗したが、西武に連勝してチームは完全に生き返った。【千葉修宏】

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(2020/07/16)