最新技術と古典芸能の融合--「VR能 攻殻機動隊」の魅力を担当者に訊く(GetNavi web)

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――VRと能と「攻殻機動隊」と言う組み合わせを聞いても、容易にどんな舞台か想像がつきませんが、どういったものなのでしょうか。 藤咲淳一氏(以下藤咲):実はすでに「攻殻機動隊ARISE」で立体視を使った3Dの舞台を演出の奥 秀太郎さんと一緒にやっているんです。さらにVRで能を表現することは、奥さんがすでにやっていました。そんな中、VR能で「攻殻機動隊」をやりたいと言う話がでまして、まあ面白半分で聞いていたんですけど、講談社が許可を出したわけです。まさか、実現するとは思っていませんでしたが、やることになりました。 ――能で「攻殻機動隊」の世界を表現するのは難しそうですね。 藤咲:今回はアニメではなく原作を能にすることにしました。能は初めて観る人はたいてい寝てしまうんですけど、その段階を超えて能を理解しはじめると新しい世界が開けてきます。「攻殻機動隊」もネットが新しい世界として広がっていく話なので、そこは繋がるのではないかと思っています。「攻殻機動隊」を題材にしていますけど、見た目は普通の能なので、言葉もすべて能の世界に置き換えています。「攻殻機動隊」の話なんですけど、どこか日本の神話を観ている感じに捉えられるのではないでしょうか。 ――いわゆるアニメを題材にした歌舞伎や舞台劇とは違い、基本的には能なんですね。 藤咲:話が「攻殻機動隊」なだけで、基本的には能ですね。現代能の新作と言う感じです。なので、脚本的にはアクションシーンをほとんどなくし、素子がバトーなどに出会う話がメインになっています。たぶん、上演時間は40分くらいかな? 公演自体は2時間くらいあって、古典の能なども上演されます。なので、「攻殻機動隊」をきっかけに能に触れて貰えればと思っています。 。 ――能の世界や言葉を理解するには初見では難しそうですが、VR能を観る前に準備しておくことはありますか。

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(2020/07/16)