コロナ禍で若年ファミリー層の住宅購入熱が上昇!? 持ち家と賃貸のメリット・デメリット(TOKYO FM+)

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コロナ禍の影響でライフスタイルを見直す人も多いなか、総務省の家計調査によると、若い年代のファミリー層に住宅購入熱が強いとか。それは、住宅の取得を後押しする環境ができたため。政府は経済対策として住宅ローン減税を拡充させ、銀行も個人向け住宅ローンに積極的。貸し出し期間は長期化し、「頭金ゼロ」融資も現実のものとなっています。 そんななかで持ち家と賃貸、それぞれのメリットとデメリットは……持ち家の場合、土地建物の所有権を得られるため「財産を得る」というメリットがあり、それを担保にマイカーを買ったり、家を買い替えたりできます。しかし固定資産税が発生するので「結局、完済後も家賃を払っているようなもの」となる場合も。 一方、賃貸の場合、住宅費は家賃だけに限定されるため、定期的な修繕費用などを手当する必要はありません。また「どこか別の土地に住みたいな」と思えば、気軽に住みかえることもできます。しかし、家主が払う固定資産税や維持費が結局、家賃・共益費に含まれるので、「掛け捨て」のような状態が続きます。 どちらも一長一短。千葉県松戸市に築半世紀の古民家を持ち、また、すぐそばにマンションも借りるという“二重生活”をする古谷さんは「どっちも捨てがたい」という感想で、「その土地や地域への愛着も選択するための大きな要因になるのでは」と話します。 また「戦前はほぼ全員が賃貸だった」という興味深い話も。明治時代などは9割近くが借家住まいで「森鴎外や夏目漱石もみんな賃貸でした」との話にたかみなも驚きを隠せません。 古谷さんによると、持ち家文化が根づいたのは戦後からで、その理由は「消費を促し、国が高度経済成長をするため」。終身雇用が当たり前の当時は、給料が安定しているため住宅ローンが組みやすく、家を買い、家具を買い、車を買い……「そういう形の住宅政策を日本は進めてきた」と古谷さん。今も使われる「一国一城の主」という言葉はその頃に生まれたそうで「価値観が全然違う」と話しました。 なお、この日は番組公式Twitterで「持ち家と賃貸、アナタはどっちですか?」というテーマでアンケートを実施。結果は「持ち家」が53.6%、「賃貸」が46.4%という結果となりました。 (TOKYO FM「高橋みなみの『これから、何する?』」2020年7月16日(木)放送より)

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(2020/07/16)