コロナ時代を生きる 伊豆の海水浴場 夏への思い(静岡県)(静岡放送(SBS))

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 伊豆地域では、今週末から各地で海開きを迎えます。海水浴場はこの夏をどのような対策で、そして、どんな思いで迎えるのでしょうか?  伊東市の宇佐美海水浴場は、7月16日が海開きです。  伊東市 小野達也市長「伊東市は感染者ゼロではない。知恵を出し合って観光地として生き残っていくためには独自の対策を構築していく期間になると思う」  こちら、伊東オレンジビーチも土曜日に海開きを迎えます。多くのビーチが新型コロナの影響を受ける中、2020年も海の家も開設する県内でも数少ない海水浴場です。  伊東海水浴場組合 虫明博光副組合長「入り口で、来た人には検温、手の消毒をしてもらい、名前、住所、電話番号を記載していただく」  万が一のことを想定しての対策です。  虫明副組合長「屋外のような室内のような建物だが安全のために室内でお休みの時は決まりとしてマスクをしていただく。場合によってはお客さんに無理を強いたりするかもしれない」  熱海も毎年、多くの海水浴客が訪れます。こちらの対策は?  小林祐記者「いま設置されているのが、海水浴客の数をカウントできるAIカメラです」  このAIカメラは熱海サンビーチのメイン入口3ヵ所に設置し、訪れた人の数をカウントし、混み具合を空き・普通・混雑など5段階に分けて市のホームページを使って情報発信します。  熱海市公園緑地課 神尾勲維持管理室長「あくまでもお願いレベルにはなるが(混雑した場合)市内の別の海水浴場に誘導する。感染拡大防止が大きな目標」  毎年多くの人で賑わう神奈川県内の海水浴場は2020年の夏、すべて閉鎖の予定です。首都圏から近い伊豆には多くの海水浴客が訪れることが予想されます。地元の人の思いも様々です。  市民「(海水浴場開設は)本当は反対、心配だもん。最高に不憫な夏になる」  店主「4月、5月自粛してきた人が、夏、海水浴を楽しみにいらっしゃる。ストップがかからなくなるかもしれない」  熱海市 斉藤栄市長「感染に対する心配とともに、お客様を呼び込まなければ生活が立ちゆかないのが現実。熱海は観光で生きている街なので、やるべきことをやりながら観光・経済を動かすことが基本的な考え方」  伊豆はいつもと違う夏を迎えます。日々の行動一つ一つに神経をすり減らす試練の季節となりそうです。

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(2020/07/16)