生き物の痕跡、林道で探す 環境省職員が案内、解説 大和中3年生(南海日日新聞)

【リンク先抜粋】
 鹿児島県奄美大島大和村の大和中学校(有村哲郎校長、生徒37人)は15日、3年生11人を対象に郷土の自然・環境に関するフィールドワークを実施した。生徒たちは環境省の職員を講師に、生き物の痕跡「フィールドサイン」を探して村内の林道を散策。身近に多様な動植物が生息・生育することを学んだ。  生徒たちは、同省奄美野生生物保護センター(大和村)の晝間さよこ自然保護官補佐ら講師3人の解説に耳を傾けながら自然を観察。アマミノクロウサギのフンやアマミヤマシギ、シイの木のほか、外来種のセイタカアワダチソウやセンダングサなど、見つけた日時や状態などを記録し、そこから考えられる動植物の生態に思いを巡らせた。  晝間さんは「皆さんが住んでいる奄美大島には日本を代表する豊かな自然環境があるということ、国立公園という法律で守られていることを覚えておいて」と呼び掛けた。  フィールドワーク後、生徒たちは「たくさんの動物たちの痕跡が残っていて楽しかった。アマミヤマシギは初めて見た」「自分の知らないことがいっぱいあって面白かった。外来種の名前や生えている場所が分かってよかった」と話していた。  生徒たちは今後、奄美の自然について学習を深め、2月に発表する予定。

続きはこちら

(2020/07/16)