今年のルノーはバトルに強い? ダニエル・リカルド「乱流の影響を受けにくくなった……明らかに一歩前進」(motorsport.com 日本版)
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ルノーのダニエル・リカルドは、2020年のF1第2戦シュタイアーマルクGPで8位入賞を果たした。この結果は、チームメイトのエステバン・オコンの開幕戦と同じ。ただ、開幕戦ではリカルドが、第2戦ではオコンがそれぞれラジエターのトラブルに見舞われ、いずれも貴重なポイントを逃すことになった。
【動画】2020年F1第2戦シュタイアーマルクGP予選・決勝ハイライト
ただリカルドは、今季用マシンR.S.20に手応えを感じている様子。曰く、前を行くマシンが発生する乱気流の影響を受けにくくなったため、ライバルの後ろをついて走ることができるようになったというのだ。
「レースの戦い方という面では、まだ少し改善すべき点があると思う」
そうリカルドは語った。
「しかし一般的には、レースで他のマシンを、昨年よりも上手く追うことができるようになった。乱れた気流の中で苦しむ度合いが減ったんだ」
「だから僕は、僕らが手にしているダウンフォースとパッケージは、少し効率的になったんだと思う。そして燃料が減った際には、マシンのリヤのパフォーマンスが大幅に改善された。昨年と比較すると、比較的早くフルスロットルにすることができるようになり、トラクションを活かせるようになった。マシンのリヤの性能は、昨年のこの時期と比べて、明らかに強みになっている」
なおリカルド曰く、シュタイアーマルクGPでの8位は、マシンのパッケージの可能性を反映した結果ではないと言う。
「確かにポジティブな結果だった。レース前半、僕はミディアムタイヤを履いていたが、前を行くマシンはソフトタイヤを履いていた……その時、僕のペースは(マクラーレン/カルロス)サインツJr.や(レッドブル/アレクサンダー)アルボンにかなり近かったと思う」
「だから僕らは、かなり前進できたと思う。特に、昨年僕らにとって良いとは言えなかった種類のサーキットでね。だから、今後数戦でどういう形ができるのか、僕は見てみたいと思っている。シルバーストンでは、僕らは昨年良かった」
「しかし8位という結果は、僕らにとって相応しいモノだったとは言いたくない。過去2週間、僕らはより良い結果を出すことができるペースを示したと思う」
「僕らは間違いなく前進している。とはいえ、ソフトタイヤについては、もう少し理解する必要があるだろう。最後のミディアムタイヤを