アウディから登場した次世代の高性能SUVとは? 新型e-tron Sが目指す新時代の走り(GQ JAPAN)

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アウディの電気自動車、e-tronとe-tron Sportbackに追加されたハイパフォーマンス仕様のe-tron Sとe-tron S Sportbackの2台には「EVの量産モデルとして世界初の技術」が盛り込まれているという。それはいったい、どんなものなのか? 両モデルの特徴を順に説明しよう。 アウディの“Sモデル”といえば、通常シリーズのAモデルやQモデルよりもハイパワーなエンジンと強化されたサスペンションが与えられ、内外装にも特別なモディファイが施されたスポーティバージョンとして知られる。ちなみにアウディにはSモデルよりもさらに過激なRSモデルがラインナップされるが、e-tronに関してはSモデルがもっともスポーティな仕様に位置づけられるという。 そのキャラクターは、両モデルの外観にもあらわれている。 オプションで設定されている285/35R22というファットなタイヤの装着を可能にするため、左右のホイールアーチはそれぞれ23mmも外側に張り出し、スタンダードのe-tronとは別物の力強さを生み出している。いかにも軽量そうなアルミホイールから顔をのぞかせるフロントブレーキのキャリパーは実に6ピストン。前後スポイラーもダイナミックな形状に改められているが、このうちフロント・スポイラーに組み込まれたブレーキ冷却用ダクトはコンピューターによって開閉され、通常走行時はダクトを閉じて空気抵抗を削減するいっぽう、必要に応じてダクトを開いてより強力なブレーキの冷却を実現する。 おなじくフロントセクションではマトリックスLEDヘッドライトの採用が目を引く。これはe-tron Sportbackのデビューとともに登場したものだが、左右のライトには130万ピクセルに分割された発光チップが内蔵されており、対向車や前走車を眩惑させずに前方を明るく照らすアダプティブ・ヘッドライトとして機能する。 さらにオプションのバーチャルエクステリアミラー(車両後方をカメラで捉え、その映像を車内のディスプレイに表示するデジタル式リアビューミラー)を装着すればエアロダイナミクスはさらに改善され、Cd値はe-tron S Sportbackで0.26、e-tron Sでも0.28を達成するという。 サスペンションはもちろんSモデル専用のチューニングが施されているほか、ステアリングの操舵角が

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(2020/07/16)