ワイヤレスイヤホンの94%がBluetooth接続 「ケータイ時代」の新提案がついに浸透(BCN)

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 完全ワイヤレスイヤホンの代名詞、Appleの「AirPods」は、総合ショッピングモール「au PAY マーケット」や「楽天市場」の買い回りセールで人気のアイテムだ。セール期間中にミネラルウォーターなどの飲料・食品、電池、医薬品といった必要なアイテムと同時に購入すれば、後日、ポイントでだいぶ戻ってくるので、「AirPods」と比較して高価な「AirPods Pro」でも、背伸びして買いやすくなる。  全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、今年6月の完全ワイヤレスイヤホンの販売台数は前年同月比156.4%と、前月に引き続き、高い伸びを示した。    メーカー別では、ソニー、オーディオテクニカ、JVCケンウッドがいずれも台数・金額ともに300%超えを記録し、台数比で132.9%のAppleも、金額比で173.2%と、単価アップに成功。ワイヤレスイヤホンのうち、6月はほぼ半数の48.1%が、こうした「Bluetooth接続/左右分離型の完全ワイヤレスイヤホン」だった。    また、ワイヤレスイヤホンを接続方式で分類すると、Bluetoothが94.5%と大多数を占め、左右分離型ではない、ネックバンド型やオーバーヘッド型などの従来型のBluetoothワイヤレスヘッドホン・イヤホンも売れていると分かる。    接続方式に近距離無線通信の一つ、Bluetoothを採用するヘッドホン・イヤホンは、もともと車の運転中などにハンズフリーで通話するための「ヘッドセット」扱いだった。このBluetooth接続ヘッドホン・イヤホンは2011年ごろに成長し始めた。それより前に、携帯電話にBluetoothを搭載して、ハンズフリー通話だけではなく、ワイヤレスで音楽を聴くというスタイルが提案されたが、ユーザーの注目度が低く、Bluetoothは不要な機能とまでいわれた時期もあった。しかし、前述の通り、今はワイヤレスヘッドホン・イヤホンのほとんどがBluetoothに対応しており、いまではスマホの多彩な利用を支える必須の機能となっている。    富士キメラ総研が6月に発表した「2020 ワールドワイドエレクトロニクス市場総調査」では、ワイヤレスイヤホン/ヘッドホンの世界市場規模は、19年が2億1000万台、25年が19年比2.7倍となる5

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(2020/07/16)