朴槿恵前大統領の差し戻し審判決に不服 韓国検察が上告(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国検察は16日、収賄罪や職権乱用罪などに問われた前大統領の朴槿恵(パク・クネ)被告(68)に対し懲役20年(求刑同35年)を言い渡したソウル高裁判決を不服とし、上告した。  ソウル高裁は10日、大統領在任中に長年の知人と共謀してサムスングループなどから多額の賄賂を受け取った事件と、情報機関・国家情報院から巨額の裏金を受け取った事件で、収賄罪や職権乱用罪などに問われた朴被告に対する差し戻し審の判決公判を開き、特定犯罪加重処罰法上の収賄罪に懲役15年と罰金180億ウォン(約16億円)、残りの罪に懲役5年をそれぞれ言い渡した。35億ウォンの追徴金も命じた。  差し戻し前の二審判決は合わせて懲役30年、罰金200億ウォン、追徴金27億ウォンだったが、大幅な減刑となった。大法院の判断に沿って強要罪と一部の職権乱用権利行使妨害罪が無罪になったためとみられる。  一方、朴被告は上告状を提出していないことが分かった。

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(2020/07/16)