アウディ Q7 改良新型に最強の「S」、507馬力ツインターボ…ガソリン仕様を欧州発表(レスポンス)

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アウディは7月15日、大型SUVの『Q7』の高性能モデル、『SQ7』(Audi SQ7)の改良新型に、ガソリンターボ搭載モデルを欧州で設定すると発表した。 【写真】アウディ SQ7 改良新型の4.0TFSI(全21枚) SQ7改良新型は、欧州ではディーゼルターボエンジンを積む『SQ7 TDI』が先に発表されていた。直噴4.0リットルV型8気筒ツインターボディーゼルエンジンは、最大出力435ps、最大トルク91.8kgmを発生する。91.8kgmもの強力なトルクは1250~3250rpmの領域で引き出される。トランスミッションは8速「ティプトロニック」で、駆動方式は4WDの「クワトロ」だ。SQ7 TDIは、0~100km/h加速4.8秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を可能にしている。 ◆0~100km/h加速4.1秒で最高速250km/h これに対して、今回欧州で発表された改良新型SQ7のガソリンターボモデルには、「4.0 TFSI」を搭載する。直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力507ps、最大トルク78.5kgmを発生する。2つのツインスクロールターボチャージャーは、Vバンクに配置された。このレイアウトにより、低回転域においても、優れたレスポンスが得られるという。排気システムには、2つのモード制御アクチュエータが装備されており、エンジン音が変化する。 トランスミッションは8速ティプトロニックで、駆動方式は4WDのクワトロ。SQ7 の4.0 TFSIは、0~100km/h加速を4.1秒で駆け抜け、最高速は250km/hでリミッターが作動する。 このV8ツインターボエンジンには、「シリンダーオンデマンド(COD)」システムを採用する。低負荷走行中に8気筒のうちの半分の4気筒のシリンダーを一時的に停止し、燃料消費を削減する。アクティブエンジンマウントは、逆位相の振動を発生することにより、乗員への振動の伝達を最小限に抑える。 ◆Sモデルらしいスポーティな内外装 内外装は、アウディのSモデルらしいスポーティな仕上げとした。フロントマスクには、アウディの最新デザイン言語を反映する。シングルフレームグリルは、6本の縦バーが入る大型の八角形デザインとし、力強さを表現した。このグリルはダブルルーバーで構成されており、マ

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(2020/07/16)