想定外の雨に備える 遊水地で治水(RKK熊本放送)

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8年前の九州北部豪雨で黒川が氾濫し、大きな被害が出た阿蘇市内牧。今、遊水地などの洪水対策事業によって浸水被害を防いでいます。これからの治水対策の参考になるのか現状を取材しました。 阿蘇市内牧の小倉遊水地。熊本市にある坪井川遊水地の約2.5倍の容量をもつ県内最大の遊水地になります。 8年前の豪雨災害から整備が加速しおととし運用が始まりました。 「こちらが黒川です。黒川の水位が上がった場合、ほかのところより低い、この場所を水が通って遊水地に流れる仕組みです」(青谷記者) 今月8日、阿蘇地域でも大雨となりました。小倉遊水地の定点カメラです。増水した黒川から遊水地に水が流れ込んでいます。結果、内牧では川の水が住宅エリアに流れ込むことはありませんでした。 「これまではあふれていたけど、今はほとんどあふれない」(地域住民インタビュー) この遊水地、雨の量によって段階的に水が流れ込むエリアが広がります。 「10年に一度の雨はこの範囲で。50年に一度になると、あっち側(田んぼ)まで水が流れ込む」(阿蘇地域振興局赤木課長) 東京ドーム2個分の水を貯めることができる遊水地ですが、頻発する想定外の雨量に県の担当者は危機感を示しさらなる対策が急務だとします。 「まだ下流側の整備が必要」(阿蘇地域振興局赤木課長)

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(2020/07/16)