ボイメン水野勝、コロナ禍で再確認した役割「ポジティブに変えて元気を」:インタビュー(MusicVoice)

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――今回の役柄は野球が得意な設定でしたが、どういう準備をしましたか? たとえば音楽家の役柄を演じる場合、演奏シーンよりも楽器をケースに自然に出し入れしているシーンのほうが難しいなどとたまに聞くのですが。  それ、すごくわかります(笑)。音楽家はそうだと思いますが、僕が演じた役柄はキャッチャーだったので、まさしく球を捕るシーンが重要でした。キャッチャーは上手に球を捕ることが仕事なので、道具の扱い方ももちろんですが、捕るシーンの誤魔化しが一切効かない。吹替えも無理だったので、絶対やるしかないという感じでしたね。せめてしっかり受け止められればという感じで、かなり練習しました。 ――完成した映画を観ていかがでした?  作品の完成自体は去年だったので、その時に観させていただいていて、コロナの影響で公開できるかどうか不安ななか、完成披露舞台挨拶があったので最近もう一度見ました。1回目の時と比べて、ぜんぜん感想が違ったんですよね。 ――どう違いましたか?  自粛生活があったことでみなさん、たとえば自分の弱い部分を見つけたり、失敗したこと克服したいことって、たくさんあったと思うんですよ。それを克服するお話でもあるんですよね。自分の苦手なものを克服していくというメッセージは、すごくこの時代に合っていると思いました。いま観たら、より刺さると思いましたね。 ――映画のタイトルにも想いが込められていますよね。  「自分を好きになる方法」というサブタイトルがついていますが、まさしくそれだなって思いましたね。僕自身、長い自粛期間でどうしてこの仕事をしているのか考えましたし、でもやっぱり何かを届けたいと思ってメンバーもこの仕事をやっていると思うんですけど、それをちゃんと思えたことは、ひとつポジティブな受け止め方はできたのかなと。こういう時期で一般の方も僕たちも経済的なダメージを受けたり、人間関係が壊れたり、いろいろとあったと思いますが、僕らがポジティブなものに変えて発信していくことで、観た人が元気になったりする。だから、ポジティブに発信することが大事だなって、そういう捉え方ですね。コロナになったことはネガティブなことですが、ポジティブに変えていく意識になりました。

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(2020/07/16)