今月だけで9件の目撃情報…札幌市南区中ノ沢でクマ出没相次ぐ 北海道(HBCニュース)

【リンク先抜粋】
 札幌市南区中ノ沢で、今月に入り、クマの目撃が相次いでいます。住民はクマに遭遇しないよう対策を始めています。  体長1メートルほどのヒグマ。15日午前5時ごろ、札幌市南区中ノ沢の農園で見つかりました。  「こっち側から歩いて来て、こういう具合に来たらしい。この辺で写ってる」(中田農園・中田浩二さん)  クマは、アライグマ監視用に設置した動く物に反応して、自動撮影するカメラに映っていました。南区中ノ沢では、今月に入ってクマの目撃情報が9件にのぼっています。  「先ほど警察から言われて急遽(クマよけの鈴を)つけた方がいいよと」(中田農園・中田浩二さん)  クマが出た農園の中田さん一家は、クマよけの鈴をつけることにしました。さらに、電気柵も追加注文しました。  「(札幌市から)これじゃだめと言われてる。(クマが)ここを通り抜けちゃう」(中田農園・中田浩二さん)  これまでは、柵を飛び越えるシカ対策として、1メートルほどの高さに電線を通していましたが、クマが下をくぐらないよう、地面から30センチおきに3本の電線を通すことにしました。  「クマは悪いことしてる気ないから。いじめる気はないんですけど、人間とばったり会ったら大変」(中田農園・中田浩二さん)  カメラに写っていた写真は1枚で、クマは農園を荒らすことはなく、すぐに立ち去ったとみられます。南区中ノ沢の住民は、クマが農作物の味を覚えたり、人に慣れたりする前に、クマを近づけない対策を始めています。

続きはこちら

(2020/07/16)