日本の駐中国大使候補、垂氏 広い人脈、台湾にも(中央社フォーカス台湾)

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(東京中央社)日本の次期駐中国大使に起用される可能性が伝えられている外務省の垂(たるみ)秀夫官房長。親交がある台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)副代表の蔡明耀(さいめいよう)氏が16日までに中央社の取材に応じ、垂氏について「真面目で非常に優秀な外交官」だと語り、広い人脈も持つと称賛した。 1985年に外務省入り。中国語を専門とする「チャイナスクール」の出身で、中国・モンゴル課長や駐中国公使、領事局長などを歴任し、昨年7月から現職。中国内の人脈の広さで知られる。 対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所で勤務していた経験もあり、台湾でも多くの人に親しまれていたという。蔡氏によれば、垂氏は積極的に行動して交友関係を広げていくことに長けている。 写真撮影が趣味で、2018年には総統府(台北市)で個展を開き、台湾と日本の美しい景色を捉えた写真を展示。当時副総統だった陳建仁氏が鑑賞に訪れた。蔡氏に夕日の写真を贈ったこともある。台北での駐在経験を持つ日本人記者によると、垂氏が交流協会での任期を終えた際、数多くの台湾の政界関係者が垂氏のために送別会を開いたという。 垂氏はチャイナスクール出身にもかかわらず、数少ない対中強硬派との指摘がある。また、人脈の広さから中国側の警戒を招く可能性もあるという。垂氏の起用について中国側から同意が得られるか注目される。 (楊明珠/編集:楊千慧)

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(2020/07/16)