「こんな家庭を作りたい」語ることから始まる夫婦のコミュニケーション(ベネッセ 教育情報サイト)

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子育て世代のご家庭では、「うちのパパは頼めばやってくれるんだけど、頼まないとなにもしてくれない」という悩みを抱えたお母さんも多いかと思います。学校教育でも「自ら考え行動する力」が重要視される流れにある中で、家庭の中でもまずは保護者のかたが行動で示すことができるといいですよね。 そのためには、妻(夫)が夫(妻)に対して、「お皿を出して」「掃除機かけて」「洗濯物畳んで」などと言われないと行動できないような、指示待ち人間を作るのは避けたいもの。では、どうしたらいいでしょうか。私がおすすめしているのは、「こういう夫婦になりたい」「こんな家族になりたい」という望みを話すことです。この時に気をつけてほしいのは、「あなたにこうしてほしい」というのではなく、「わたしはこうしたい」という“Iメッセージ”で伝えること。すると、夫も「妻は自分と一緒に家庭を作り上げていきたいんだな」と感じることができるため、そのために何ができるのか考えるようになります。 毎日の小さなことに関しても同じです。例えば、「片付けて」と言うのではなく、「今日1日、私はすっきりした部屋の中で過ごしたい」というように、Iメッセージで希望を話します。同時に、「リビングがすっきりすると、あなたの趣味の○○もここでできるようになるよ」と、夫のメリットも伝えるようにします。少し面倒かもしれませんが、ちょっとしたご褒美を用意するのです。そうして、部屋がきれいになりお母さんがご機嫌に過ごすことができれば、家族も自然とご機嫌になり、それ自体がご褒美となります。 最初は、なぜ妻ばかり…と思うかもしれませんが、何十年感も腹を立てながら過ごすより建設的ですし、子どもよりも夫の方が早くできるようになりますよ(笑)。 こうして、夫婦で力を合わせて家族を育んでいこうとする思いは、子どもにも伝わります。お子さまが家族という小さな社会の中で「自分も家族の役に立てるようにがんばろう」と思えることが、自ら考える力にも繋がります。

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(2020/07/16)