李在鎔サムスン電子副会長、起訴可否決定控え釜山行き…サムスン電機工場訪問(中央日報日本語版)

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サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が16日に釜山(プサン)のサムスン電機事業所を訪れた。ここでは最近市場が急成長している電子装備用積層セラミックキャパシタ(MLCC)を生産している。MLCCは自動車やIT機器などに電流が一定に流れるようダムのような役割をする超小型部品だ。現在スマートフォンではMLCCが800~1200個、テレビには2000~3000個使われているが、電気自動車には1万5000個までMLCCが使われる。 ◇「先頭に立って革新を導こう」 サムスンによると李副会長はサムスン電機の役員社員と会い「変化のスピードが速くなっている。先頭に立って革新を導いていこうと激励した。彼は「現実に安住したり変化を恐れたりしてはならない。不確実性に萎縮せず絶えず挑戦しよう」とも話した。 彼はサムスン電機のMLCC製品を直接チェックした。MLCCは米粒の250分の1の厚さ0.3ミリメートルほどで、最大限薄く多くの層を重ねることで多くの電気を蓄積できるため技術力が重要な分野だ。 李副会長が釜山を訪れた理由は最近になって5Gスマートフォン、電気自動車などでMLCCの使い道が増えているためだ。有進投資証券によると、現在世界のMLCC市場でサムスン電機のシェアは22%で日本の村田製作所の34%に次いで2位だ。世界のMLCC市場規模は今年の16兆ウォンから2024年には20兆ウォン規模まで20%成長する見通しだ。 特に自動運転機能が加わった車で電装部品が円滑に作動するためにはMLCCが中間で電流を調節しなければならない。回路に流れる電流が一定でなければ各種部品が誤作動を起こしたり故障したりする恐れがある。業界によると自動車に使われる電装用MLCCはIT用MLCCに比べ3~10倍高い価格で取引されている。サムスン内外では李副会長の今回の訪問が21日ごろにある現代自動車南陽研究所訪問に先立つ事前点検という解釈も出ている。 ◇粟粒より小さいMLCC、自動車には1万個以上使われる 今年に入り李副会長は7回にわたり事業所を訪れ現場スタッフらとミーティングをしている。1月の旧正月連休にブラジルのサムスン電子事業所を訪問したのをはじめ、3月には亀尾(クミ)のスマートフォン工場を訪れ現場の声を聞いた。先月には華城(ファソン)半導体研究所と水原(スウォン)にある生活家電事業部、忠清

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(2020/07/16)