感染急増ブラジル 市民にマスク浸透、生活激変(テレビ朝日系(ANN))
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大統領がマスクをせず、新型コロナウイルスに感染したことが話題になったブラジル。感染者数は世界で2番目に多く、国民の生活は驚くほど変わっていました。
サンパウロ在住・鈴木友紀菜さん(32):「ブラジル・サンパウロ州サンパウロ市の中心部にあるパウリスタ大通りに来ています。普段はオフィスのランチに向かう人々でにぎわっているんですが、今はいつもの5分の1くらいの人かなって感じです」
街の様子を撮影してくれたのは、サンパウロへ移住して5年目のヨガインストクター・鈴木友紀菜さんです。3月中旬から夫で日系3世のアウグストさん(33)と外出自粛を続けています。
鈴木友紀菜さん:「今は外出制限が掛かっていて、サンパウロ州。(ヨガの)スタジオもクローズしてしまったので、オンラインをスタートし、今は週に10本くらいのヨガのクラスを持っています」
初めてオンラインレッスンに挑戦したところ、日本からも生徒が参加できるようになり、レッスン数は増えたといいます。ブラジルでも“コロナ禍”が様々な場面で生活を変えました。
ブラジルといえば、経済活動を優先する大統領が新型コロナウイルスを「ただの風邪」と言ってマスクを着用せずに自身も感染したことで話題になりました。
夫・アウグストさん:「ちょっと言ってることが信じられないと。どちらかというと問題ありとする方の方が多いです。対して(大統領)支持層はおなかをすかせて死んでいる人数は毎年6000人から7000人いるんだと。(経済優先は)そんなに間違いでもないのではと二極化している状況」
市民を見てみると皆マスクをしていますが、これは一体なんでしょうか。
鈴木友紀菜さん:「こういう形でマスクが売られています。1枚あたり5レアル、日本円でいうと100円くらいです」
夫・アウグストさん:「マスクを元々着用する文化がなかった国民としてはここまで浸透したというのは驚きだよね」
その理由の一つが…。
鈴木友紀菜さん:「州全体にてバス、地下鉄など公共交通機関、道路、公共施設全般に(マスク)着用義務と罰金が科されるようになり、金額は500レアル、日本円で1万円くらいです」
罰金とは厳しい…。サンパウロでは最近、レストランなどが再開されましたが、感染者数が増え続けている状況に外食を我慢しているといいます。その代わり、夫のアウグストさんの料理の腕が上