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S13系シルビアのCA18DET型ツインカムターボエンジンを搭載するため、同じCA18型エンジン搭載の910ブルーバードに狙いを定めていたオーナーは、運良く希望通りのCA18型エンジンを搭載する1983年式SSSセダンを入手。 ポルシェ・ボクスター用のブレンボ・キャリパーと、S13用HKS車高調を組み込んだ足回り。TD06タービンがきれいに収まったエンジンルーム【写真4枚】 　同じCA18系ならエンジンスワップも簡単ではないかと予想し、最初は、ノーマルのCA18DET型に載せ替えようとしたが、エンジン本体はOKだが、タービンがメンバーと干渉するため、ノーマルのままでは換装できないことが判明。 　そこで、タービンを上側にレイアウトすることが必要となり、チューンナッププランを発動させる。 タービンはTD06‐19Cをウエイストゲート仕様とし、それに合わせてエンジンは1.9Lに排気量アップ。 まるで純正のようにキレイに収めているが、タービンやサクションパイプの取り回しなど、すべてワンオフで製作している。 　S13シルビア系のCA18DET型エンジンは、先代のシルビアが搭載していたCA18DET型とは別物といっていいほどリファインされていた。そんなエンジンをベースにしているのだから、気持ちの良い走りが楽しめるのは当然！ 　エンジンに合わせてシャシーも強化。S13用の足回りやブレーキをインストールし、フェンダーをたたき出し＆全塗装を行うことで、ほぼ理想のカタチに仕上がった。オーナー曰く、あとはエアコンが付けば完璧だとか。 ホイールはRSワタナベの15インチで、フロントブレーキはポルシェ・ボクスター用のブレンボ・キャリパーを流用。足回りはS13用HKS車高調を組み込んでいる。ちなみに、ステアリング系もS13用のラック＆ピニオン、パワステをボルトオン。 掲載：ノスタルジックヒーロー2010年11月号増刊 ハチマルヒーロー vol.14（記事中の内容はすべて掲載当時のものです） 全ての画像を見る 日産ブルーバード セダン SSS 記事一覧 関連記事：ブルーバード記事一覧

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(2020/07/16)