“劇場クラスター騒動”感染対策グチャグチャ… 役者が客席に降りハグ、現金も手渡し あまりのずさんさに演劇関係者怒り(夕刊フジ)

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 舞台「THE★JINRO」の“劇場クラスター”騒動は、歌舞伎俳優の尾上松緑(45)が「素人」と斬ったように、ずさんな感染対策が明らかになるにつれ、演劇関係者の怒りが湧き上がっている。  6月30日~7月5日に東京・新宿シアターモリエールで上演された同作では、俳優、山本裕典(32)ら出演者、スタッフ、観客計38人の感染が判明。他府県にまで感染者が広がっている。  感染対策が不十分だったことが明らかになっており、「役者が客席に降りて、歩き回ったり、ハグしたり。グッズ売場でもお金のやり取りは直接手渡し、チケットのもぎりもスタッフが行っていたそうです」と演劇関係者。いまやどこのスーパーやコンビニでも代金のやり取りはトレーに乗せて行っているほど。ずさんさが分かる。  最前列の観客にはフェースシールドが配布されたが「推しメンが見えにくいからと誰もフェースシールドを着用しませんでした。出待ちのファンとも接触があったそうでとにかく感染対策はグチャグチャでした」とも。  松緑が演劇界への影響を懸念するのも当然。「どの劇場も神経質なほどに感染対策を取っています。歌舞伎座も8月から再開されますが、演者の抗体検査はもちろん、観客の掛け声“大向こう”も禁止しました」と先の演劇関係者。  もぎりは観客が半券をちぎってケースに入れるようにした劇場もある。ファンの出待ちを防ぐためスタッフが劇場外で控えるケースも。それでも多くの演劇関係者が「今回の件でキャンセルや問い合わせが相次いでいる」と口をそろえる。怒りとやるせなさが渦巻いている。

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(2020/07/16)