日本ハム中田「声援が力に」3打点で4番の仕事全う(日刊スポーツ)

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<日本ハム6-4ロッテ>◇15日◇札幌ドーム やっぱり“レベチな大将”は、頼りになった。日本ハム中田翔内野手(31)が、ロッテ2回戦(札幌ドーム)で、先制の2点中前適時打&決勝犠飛と4番の仕事を全うした。今季、本拠地で初めてファンの前でマイクを握り「皆さんの声援が僕らの力になる」。打点はリーグ2位の21に上昇。チームは連敗を4で止めた。 【写真】試合後、西川とポーズをとる日本ハム中田   ◇    ◇    ◇ さすが、千両役者は違う。本拠地ファンの前で今年初めてマイクを握った中田は、力強かった。「今でも人数は限られているけど、皆さんの声援は届いている。ファンの声援は僕らの力になると、すごく思っています」。感謝を口にし、球場を温かい拍手で包んだ。 1回は1死二、三塁。初球のカーブを、きれいに中堅へはじき返した。「初球のカーブから打つって、今まで、あんまりないよね」。手応えバッチリの先制2点適時打に、一塁塁上でガッツポーズ。その右拳に、連敗中の苦しさがにじんでいた。 同点の8回は、近藤が申告敬遠となり、1死満塁で打席に入り勝ち越しの右犠飛。「(近藤は)敬遠で来るだろうなと思っていた。“前みたいにイライラすることなく”打席に立てた」。同じように前の打者の敬遠後にサヨナラ満塁本塁打を放った昨季開幕戦後は「なめてるのかな」と話し笑わせたが、この日は冷静に、最低限の仕事をこなした。 苦しかった4連敗。「出塁率が低いとか、チーム打率が低いとか、いろいろ言う人はいたけど『今に見とけよ』と、ずっと思っていた。でも、勝てていないのも、事実だったから…」。悔しさを胸に秘め、団結力だけは失わないよう、皆で声を掛け合ってきたという。栗山監督も「大事な試合こそ主役が勝負する。ハルキが打って、ショウが帰す」と、1勝をかみしめた。 お立ち台の上で、約束した。 中田 ハラハラドキドキさせて、悲しい思いをさせる試合がここ最近続いていたので、これからは笑顔にできるような試合を積み重ねていきたい。皆さんの応援は選手に届いています。応援してくれたら、もっともっと、僕らも頑張れる。 この日の観衆は、ちょっぴり寂しい2659人。スタンドで涙を流すファンもいる中、主将の優しく、頼もしい言葉が響いた。【中島宙恵】

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(2020/07/15)