BBC「朴元淳市長の政治仲間はセクハラ疑惑に耳をふさぎたがっている」(朝鮮日報日本語版)

【リンク先抜粋】
 英国の公営放送BBCが、自殺した朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長の事件について「朴市長の側近と政治的な仲間たちは、彼が直面した性的な不正疑惑について耳をふさぎたがっているように見える」と報じた。  BBCは13日(現地時間)、ソウル特派員のローラ・ビッカー記者が書いた電子版の記事で「記者団が(朴市長のセクハラ疑惑に関する)質問をしても、彼らは『今はその話をする時ではない』『失礼だ』と答える。中にはののしられた記者もいた」と伝えた。  BBCは朴市長について「弁護士として韓国で初めてセクハラ事件の有罪判決を勝ち取り、韓国の多くの不平等問題を扱ってきた」「1970年代には権威主義の政府統治に抗議し、投獄された」と紹介した。さらに「朴市長の所属する『共に民主党』の仲間たちは、朴市長が女性の人権のために懸命に戦ってきた記憶と我々が聞いている内容(朴市長のセクハラ疑惑)の双方を同時に受け入れることを困難に感じている」と書いた。  BBCは「共に民主党では最近、これとは別に二つのセクハラスキャンダルがあった」として、安熙正(アン・ヒジョン)前忠清南道知事が秘書のキム・ジウンさんに性的暴行を加えた罪で収監中で、呉巨敦(オ・ゴドン)前釜山市長は部下の女性職員にセクハラ行為をした疑いで告訴されて市長職を辞任したと紹介した。  ビッカー記者は「(朴市長の自殺に関連し)悲しみに沈んでいる彼の政治的な仲間たちは、耳をふさいだ手をなかなか離せないかもしれない」「しかし韓国の多くの女性が権力者を信頼するようになるためには(関連疑惑について)耳を傾けた方が彼らにとっては役に立つ」と指摘した。  ビッカー記者は、裁判所が今月6日、世界最大の児童ポルノサイト「ウェルカム・トゥー・ビデオ」を運営していたソン・ジョンウ氏(24)に対する米国の犯罪人引渡請求を認めないと決定したことについて、ツイッターで「韓国の検察はお腹がすいて卵18個を盗んだ男性に懲役1年6月を求刑した。これはソン・ジョンウと同じ量刑」と発言し、注目を集めた。

続きはこちら

(2020/07/15)