【柏】ネルシーニョ監督が語る再開後3連敗。前節・川崎戦で見えた光明とは?(SOCCER DIGEST Web)

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 柏レイソルのネルシーニョ監督は7月15日、トレーニング後にオンライン上で取材に応じ、再開後のリーグ戦を振り返った。  柏は、前節の川崎フロンターレ戦で1-3の敗戦。2試合続けての3失点で、リスタート後は3連敗となった。  これを受けてネルシーニョ監督は、「結果を見れば得たものはなにもない。クリエイティビティがあり生産性のある攻撃ができていなかった。組織的に賢く走れるようにならなくてはならない。特に守備から攻撃への切り替えには改善の余地がある。スペースを見極め、効率の良いサポートを行なわなければならない。ディテールにこだわっていきたい」とチームに対し厳しい評価をし、「選手の状態に波がある。本来のコンディションまで持って来れていない選手もいる」ことも認めた。  その一方で、川崎戦後半の戦いには光明も見られた。  ハーフタイムに3枚替えという荒治療に出ると、交代出場となった仲間隼斗、三丸拡、呉屋大翔が躍動。呉屋は横浜FC戦に続き2試合連続となる得点を記録した。   「呉屋は本当に得点感覚のある選手。我々のスカウティングでも彼はまだまだ潜在能力があると判断している。我々にとっても、彼がキャリアを考える上でも今シーズンは特別な意味のあるものとしてもらいたい」と指揮官も期待する。  今季限定の5人に増えた交代枠についても、「使い切る必要はないと思っている。ただ、流れのなかで的確に使いたい。3、4人は戦術的な交代にするが、1人は疲労を考慮しての交代とする必要もありそうだ」と語り、前節でも実践した。  改善の兆しが見えてきたのか、「それぞれの選手がかつてのパフォーマンスを取り戻そうとしている。この先、彼らがしっかり調子を取り戻してくれると信じている」と今後への自信もみなぎらせた。  ネルシーニョ監督が中断期間中から口にしている「総力戦」との言葉通り、新加入選手たちも戦力としてフィットし始めている。  次節、観客を迎え入れてのホーム湘南ベルマーレ戦で、そのチームとしての総合力を発揮できるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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(2020/07/15)