小池氏「不要不急の都外への外出できるだけ控えて」(日刊スポーツ)

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東京都は15日、感染状況に関する警戒度を4段階の指標で最も高い「感染が拡大している」へ引き上げた。小池百合子知事は緊急記者会見を開き、都民に対し、「不要不急の都外への外出については、できるだけお控えいただきたい」と呼びかけた。都内ではこの日、新型コロナウイルスの感染者が新たに165人確認され、7日間連続で100人を超えるなど感染拡大に歯止めがかからない状態が続いている。 【写真】口紅をつけていないことを記者から指摘され、思わず笑う小池百合子知事(5月29日)    ◇   ◇   ◇ 「感染拡大警報」-。この日、68歳の誕生日を迎えた小池氏は緊急会見で、上半分が赤色、下半分がオレンジ色に染まったフリップを持ち、現在の感染状況を説明した。 会見前、専門家らを交えたモニタリング会議、対策本部会議が開かれた。感染者の年齢層が20~30代から幅が広がっていること、施設内、家庭内、社会生活の場で感染が見られていることから、「感染状況」を示す4段階の警戒レベルを、最も深刻な「感染が拡大していると思われる」(赤)に1段階引き上げた。入院患者数は約800人と増加傾向にあるが、重症者数が横ばいであるとし「医療提供体制」は、2番目に深刻な「体制強化が必要であると思われる」(オレンジ)を維持した。 専門家によると、無症状感染者が全体の約18%を占める。小池氏は「不要不急の都外への外出については、無症状の方も、他の方に感染させるおそれがあるので、できるだけお控えいただきたい」と訴えた。また、幅広い年齢層に感染が見られている現状に、「都民1人1人の行動変容を促す情報発信を展開していく」と、年齢層に応じた広報を強化するとした。 一方で、政府が22日から開始する旅行を促進する「Go To キャンペーン」については「実施の時期、方法など、改めてよーくお考えいただきたい」。「(予定通り開始しても)フルスペックにならないのでは」と「内容をすべて満たした状態」を意味する和製英語をまじえながら苦言を呈した。また、新型コロナ特別措置法の実効性を広げるため休業要請に応じない事業者に対する罰則の適用など改正を求めるなど、政府の対応に注文をつけた。 都民への警戒を呼びかけるため、6月2日に発令された東京アラートでは、都庁やレインボーブリッジが赤色に染まったが、今回はライトアップの予定はない。都の担当

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(2020/07/15)